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放射線治療のQ&A

放射線治療

Q.費用はどのくらいかかるの?

A. ほとんどの放射線治療は保険適用となります。治療回数や方法などによって医療費が異なります。費用に不安がある場合には、治療前に病院スタッフにご相談ください。

月々の医療費が定められた上限額を超えた場合にその一部を支給する高額療養費制度が利用できる場合もあります。病院スタッフやお住まいの自治体の担当部署へお問い合わせください。

Q.治療にはどのくらいの期間がかかるの?

A. 通常は平日は毎日行い、土日や祝日は休みとなります。例えば 25 回照射する場合には、5 週間程度かけて治療を行うことになります。

治療回数はがんの種類や、治療の目的などを考慮して決定されます。回数が多いほど病状が重いというわけではありません。

Q.入院は必要なの?

A. 通常は通院で治療が可能ですが、抗がん剤を併用する場合などは入院となることがあります。

Q.日常生活で注意が必要なことは?

A. 基本的にはいつも通りの生活スタイルでかまいません。治療内容によって、飲酒、喫煙、食事、運動などに制限がかかる場合もあります。患者さんの病気や治療内容により異なりますので、治療前に担当医から注意事項に関する説明を受けてください。

Q.仕事は続けられるの?

A. 今まで通り仕事や家事を行ってもかまいませんが、身体的・精神的に過度の負担とならないように注意しましょう。

Q.放射線治療で抵抗力が落ちることがあるの?

A. 限局した照射の場合はほとんど影響はありませんが、照射を行う範囲が広い場合や抗がん剤を併用する場合などは気をつける必要があります。具体的には担当医の説明を受けてください。

Q.治療後は家族や周囲の人との接触を避ける必要があるの?

A. 通常、放射線を体の外側から照射する外部照射ではその放射線が体内に残ることはなく、治療が終わった後に家族や周囲の人に影響を与えることはありません。

小線源療法や内用療法も影響は少ないですが、具体的には担当医の説明を受けてください。

Q.放射線に被ばくするとどんな影響があるの?

A. 患者さんへの放射線の使用は、治療としての効果と被ばくの影響があります。放射線は治療で得られる利益が患者さんにとって十分大きいと考えられる場合に、効果と影響のバランスを担当医が判断して治療に用いています。治療の際には、正常な細胞に放射線がなるべく当たらないように実施されています。

「放射線治療を受ける方へ」

放射線治療を受ける方、そのご家族に知っていただきたい情報を、医師の 監修のもと一つの資料(小冊子形式)にもまとめています。ダウンロード またはウェブ上で閲覧ください。